高校受験が終われば、春からは高校生!
どんな結果であっても高校生になれるっておめでたいことです。
ちょっと大変だったもんね。
埼玉県の公立高校を第一希望としていた息子は残念ながら不合格。
併願受験していた私立高校に入学することになったのですが、息子のメンタルを気にするのはもちろん、公立に比べ費用が掛かると噂の私立高校の学費なども気になるのが親心。。
もしもの事を考えて事前に私立高校の費用をリサーチする人も多いはずだよね。
そんな人のために!
実際に埼玉県の私立高校に入学した時に掛かった費用を公開します!
入学金、制服代、教科書代、学費‥
高校によって異なるとは思いますが是非参考にしてください。
※2021年度入学時
埼玉・私立高校初年度納付金平均は約83万円!
まず、埼玉県が公表している「令和4年度私立高等学校初年度納付金の状況」を確認してみましょう。
”入学金” ”授業料” ”施設費” ”その他”の4項目を合わせた費用が掲載されています。
埼玉県内の私立高校と言っても掛かる費用は学校によって大きく異なることが分かると思います。
東京成徳大学深谷の初年度納付金のほぼ2倍なのが慶應義塾志木!
正直、ここまでの大きな差があるとは‥!
埼玉県平均は834,435円。ざっと見ても70~80万円台の私立高校が多いように感じます。
埼玉・私立高校のリアルな費用【入学金】※我が家の場合
入学後の費用をお伝えするのですが、順を追って‥となると「入学手続の延期」から始まってます。
- 12月受験料 25,000円
- 1月後半【私立高校合格】延納金 20,000円
※公立高校の受験が終わるまで入学手続きを待ってもらうためのお金
- 3月前半【公立高校不合格】入学手続費用(残金) 382,500円
【県南のとある私立高校の場合】
入学金(※施設費含む) 402,500円
埼玉・私立高校のリアルな費用【制服・教科書など】※我が家の場合
入学前(3月中)に制服や教科書などを購入します。
私立高校なので公立高校よりも学校指定のものが多いので市販品は不可です。
我が家は男子ですが、女子の方が制服関係は高いですね。
この他に指定品以外ですが学校制定の「セーター 5,770円」も追加購入して、制服・体操着・リュックなどで105,580円也。
ちなみに、商品代金は代引きでした。
2つに分けられて届いたのでこの他にも送料600円×2で1,200円プラス。
教科書代など
教科書代には「教科書+補助教材」が全てセットになっており26,757円。+送料が900円。
そして、これは任意の購入ですが電子辞書も勧められます。
高校生はみんな使う‥と言うので、カシオの電子辞書(学校専用モデル)31,000円。
でも、入学してから約1年経った今「電子辞書全然使ってないよ」とのこと。
要らなかったのか?
一人1台iPadも購入しているので主に使うのはiPadだそうです。
※iPadの費用は学費などから捻出しているらしく別途費用は掛かっていません。
入学までに掛かった費用は‥
567,937円 ※受験料は除く
ここまで、公立高校との大きな差は入学金ですね。
公立高校の入学料は5,650円です。。
制服代や教科書代などはどうなんでしょう?もの凄い大きな差はないんじゃないかと思いますが‥それぞれの学校によるでしょうね。
埼玉・私立高校のリアルな学費 ※我が家の場合
私立高校の場合、コースによって学費が異なる場合もあります。
息子の場合は、「学費 32,900円」「諸会費 1,600円」「積立金 23,000円(※高1、高2まで)」で月々57,500円。※高3は積立金がないので月々34,500円になりました。
年間では690,000円。
公立高校は授業料の年額が118,800円なので‥やっぱり大きな差ですよね^^;
でも、私立高校には修学支援制度があるんだよね?
そうだね!だいぶ助かります!
・高等学校等就学支援金制度
・父母負担軽減事業補助制度
入学後に申請をして対象となる場合は授業料が軽減され還付(返還)されます。
なので、月々は57,500円の支払いですが10月と3月の2回に分けてお金が返ってくる仕組みです。
※世帯年収によって軽減額は異なります。
例)
10月‥高等学校等就学支援金制度 156,000円
3月‥ 高等学校等就学支援金制度 156,000円 、父母負担軽減事業補助制度 100,000円
平凡な我が家の場合は年額40万円くらいは戻ってくるので実質月々の学費は2.5万円弱くらいの感覚です。
※父母負担軽減事業補助制度の100,000円は初年度のみ
それは助かるね!
そして、気になるのが始めに紹介した『私立高校初年度納付金』の金額が合っているのか?
息子の通う私立高校と比較してみると、月々支払っている学費のうち 「学費=授業料 32,900円」「諸会費=その他 1,600円」として計算するとほぼ合っています。
積立金は加算されていないのでその分はプラスとなってしまうのですが、修学支援制度があるので結局の所 『私立高校初年度納付金』の金額と考えていいと思います。
でも、これはあくまでも入学金のある”初年度”!
初年度は特にお金が掛かりますね。
【まとめ】埼玉・私立高校も意外と良い
お金も掛かるし‥なんてしょうもない理由から公立高校への進学を勧めてしまっていましたが、いざ私立高校に通わせてみると意外といいものです。
息子が通う私立高校の場合は‥
- 1教科3,000円(3ヶ月分)で放課後に進学補習が受けられる
- 長期休み中の課題はiPadに毎日配信されるので毎日勉強しなければいけない状況に自然となる
しかも自宅から自転車で10~15分なので近い・交通費かからないのも◎
私立高校の支援制度が充実してきたこともあり、私立高校に通う子も増えてきたとか?総合的に判断して最適な高校を選びたいですね。