中学校も卒業して春からは高校生になるんだね。
この1年はどうだった?
そうだね。まずはコロナ禍で色々と大変だった。
高校受験は残念ながら第一志望校合格とはならず‥しばらく落ち込んだよ。
でも子供はすごく勉強を頑張ってきて塾に通わせたことは後悔していないし、結果的には塾に通って良かった!と思ってる。
そっか。高校受験は悲しい結果だったかもしれないけれど塾の効果を感じられたってことかな?
うちの場合は塾の効果はあったと思う!
もちろん個人差はあると思うけどね。
偏差値49からスタートして‥ その後成績は上がったのか?どうだったのか?
・塾の効果
・成績の推移
・高校受験を終えてみて
今回はこのようなことをお伝えしたいと思います!
塾の効果は?約1年通った結果
私は「高校受験に塾は必要なのか?」「塾に入れば成績が上がるのか?」‥と半信半疑でした。
あと、塾代って高そうだし嫌だな‥とか^^;
塾に入らなくてもいいんじゃないかと思っていましたが、結局のところ子供の強い希望から中学2年生だった2019年12月の冬期講習から集団学習塾に通い始めました。
ここでは、約1年塾通いをした結果をお伝えできればと思います。
はじめはこんなことを思っていました。
↓ ↓
偏差値49からのスタート
関連記事である【将来の夢を持て!】塾”否定派”の私が入塾させて気付かされたこと でも触れていますが、学校の成績が悪すぎる訳ではなかったので塾に行かず自宅学習でなんとなるのでは?と思っていました。
しかし!塾の入塾テストで現実を目の当たりに。。
偏差値49
もう少し良いと思っていたけど実際には偏差値50もなかったのか、、
そこから子供は頑張りました。
コロナ禍では学校が休校になり、塾もZoomによるオンライン授業がしばらく続いたりとイレギュラーな日々も過ごしました。
塾が再開されてからも大変であることは変わらず、塾のある日は22時過ぎに帰宅してから塾の宿題をやったり、土曜日はお弁当を持って塾に行く、冬休みも3日しか完全な休みがなく勉強ずくめのハードな日々。
‥そして約1年後。偏差値はいくつになった?
塾で毎月行われる月例テストの結果から偏差値が出されます。
表の一番右側が3科と5科の偏差値になります。
多少の上下はありますが、着実に上がってきていることがわかるでしょうか?
最終的には‥
- 3科 偏差値57
- 5科 偏差値61
入塾の時に提示された向上保証値54(偏差値)を上回る結果となりました!!
よく頑張ったよ!!
ちなみにですが、埼玉県で独自に行われている北辰テストの結果はコチラです。
こちらも北辰6月は偏差値56程だったのが、北辰1月学校選択では偏差値60にまでUP!!
塾に通ったことで確実に成績は上がりました!!
そして、高校受験に於いて頼りにしていたのは中学校よりも塾。
塾はそれを専門にやっているようなものなので当たり前かもしれませんが、情報量の多さや効果的な指導、適切なアドバイスは助かりましたね。
やっぱり塾の効果ってあるのかもしれないね。
もちろん個人差もあり、向き不向きとか塾や講師との相性とか色々な要素はあると思うよ。
でも、うちの場合は塾の効果を確実に感じました!
しかし、第一志望の公立高校受験は不合格に‥
なんのために塾に入ったのか?入りたかったのか?
高校受験のため
子供はきっとこう答えたでしょう。
はじめは漠然とした目標だったかもしれませんが、子供としては公立高校の第一志望校合格を目指し本気で勉強を頑張ってきていました。
学校の内申点も悪くない。12月の北辰テストでは”安全圏”になっていたので希望はありました。
不安点は倍率が高かったことでしたね。
埼玉県の公立高校の平均的な倍率は1.3倍程(2020年度)でしたが、子供が受験した高校は普通科にもかかわらず1.73倍。
定員280名に対し志願者484名。約200名が落ちてしまうという結構サバイバルな環境だったのでずっと心配で不安でした。
結果は不合格。子供にとっては生まれて初めて味わった大きな挫折。
もちろん私もショックだったけど、子供の辛そうな姿を見ているのが辛くて。
”この世の終わり”かって雰囲気でね。
仕方のないことだけど辛く苦しい想いをしたんだね。
でも、友達と話したり1日1日が過ぎていくごとに徐々に子供が元気になってきていて良かった。私も1週間くらいは辛い気持ちを引きずったかな‥。
時間が解決してくれるのかもね。これも人生経験の一つだね。
公立高校に落ちた。でも悪いことばかりではない!
落ち込んでばかりもいられず、併願として受験し合格していた私立高校の手続きをすぐにしなくてはいけません。
結果論ですが、公立高校に落ちてしまったからといって高校に行けないわけでも高校生になれないわけでもなく春には高校生です!(そのための併願私立受験ですが‥)
私立高校の手続きを済ませた後は何かと忙しく、制服採寸、学用品販売、教科書販売、入学説明会‥など入学までの準備があります。
準備は面倒ですが、この準備こそが気持ちを前向きにしてくれることにも役立ちます。
新しい制服、スニーカーじゃなく革靴、中学生の頃には持たなかった電子辞書‥など、やっぱり多少なりともワクワクするはずです。
そして、さらに気持ちを前向きにしてくれる1本の電話が‥!
大学受験でリベンジだ!
まだ不合格の悲しみが癒えぬとき、春から入学することになった私立高校の教頭先生から電話がありました。
「○○君の成績がとても良かったので1つ上のクラスで頑張ってみませんか?」
普通科で学力別に5つのコースがある私立高校であり、子供は上から3番目のクラスで志願し合格しました。
当初、公立高校に通う気満々だったので「真ん中くらいでいいか~」なんて余り深く考えずに決めていました^^; 反省ですね。
”絶対”に公立高校に合格できる保証はないので、併願校もしっかり後悔のないように選ぶべきですね。(今更ですが‥)
何はともあれ、教頭先生からの電話で1つ上のクラスで入学できることになり子供も嬉しかったようです!
他にも教頭先生はこのようなことを言ってくれました。
- (子供が入れることになった)○○クラスの子の成績よりも良かったよ!凄いよ!
- ここで勉強を頑張って大学受験でリベンジしましょう!
特に2つ目の「大学受験でリベンジしよう」この言葉には救われました。
私立高校はうちの子供と同じように公立高校に落ちてしまって入学する子も多いので、次の目標に向かって頑張ろう!ってやる気を引き出してくれたように感じます。
前向きな気持ちになれるね。良かったね!
「結果がすべて」なのか「結果より過程が大事」なのか?
あなたは「結果がすべて」「結果より過程が大事」どちらが正しいと思いますか?
難しいですよね^^;
きっとその時の状況によって答えは変わってくるのだと思います。
現在のうちの場合はもちろん「結果より過程が大事」です!
結果:公立高校に落ちてしまった
過程:これまで勉強を頑張ってきたからこそ成績・偏差値を上げることができた!チャレンジすることができた!
努力は無駄じゃなく、これからの選択肢や可能性を広げることに繋がっています。
そして、「過程があったから結果がついてきた」とも捉えられます。1つ上のクラスに入学できたのはまさしくそれですね。
母としては楽しい高校生活を送ってもらうこと、そしてその中で将来の目標を見つけ進んでくれることを願い期待しています。
努力できる子だからきっと大丈夫!
高校受験のために塾に入ろうかと悩んでいる、高校受験を不安を感じているご家庭や子供達の少しでも役立つことを伝えられていれば幸いです。
失敗を恐れずにチャレンジしてみればそこに結果が付いてきます。後悔だけはしないことが大切かなと思います!
みんながんばれーー
ちなみにですが、私がはじめに懸念していた「塾代って高そう」を気にしているご家庭も多いのではないでしょうか?
中2冬期講習から高校受験本番までに掛かったリアルな費用も公開しているので気になる方は覗いてみてくださいね。
【中3の塾代①】高い?平均?掛かる費用を大公開!(3月~7月まで編)