

ここ数年は地震だけでなく、
台風被害も増えていて怖いよね。

他人事ではなく、いつ自分の身に起こることか分からないよ。

どうしたらいいんだろう‥

不安なことは多いけれど、
いざという時のために今できる対策をしておくことは大切だよ。

そうだよね!対策って具体的には?

つい後回しにしがちだけど、家庭で防災備蓄をしておくといいよ!

「備えあれば憂いなし」って言うしね!
どんなものを用意したら良いのかな?

防災備蓄品のチェックリストがあるから一緒に確認していきましょう!
防災チェックリスト

急な災害時に避難所や親族宅への避難の際の非常持出品、在宅避難をするときの備蓄品はどちらも事前に準備しておきたいものです。
基本的なアイテムは以下のようになっています。
【非常持出品 ※避難所など】
□貴重品類(印鑑、現金、通帳、免許証、保険証)
□避難用具(懐中電灯※ヘッドライトなど、携帯ラジオ、電池、モバイルバッテリー、ヘルメット、防災頭巾)
□生活用品(軍手、ライター、缶切り、ろうそく、ナイフ、携帯トイレ、タオル、ティッシュ、ウエットティッシュ、筆記用具、メモ帳、ビニール袋)
□救急、衛生用品(絆創膏、消毒液、お薬手帳、常備薬、洗面用具、歯磨きセット、マウスウォッシュ、マスク、使い捨てカイロ)
□非常食品(飲料水、乾パン、缶詰、簡易食※飴、チョコレートなど)
□衣料品
(下着、靴下、長袖、長ズボン、防寒ジャケット、雨具)
【備蓄品 ※在宅避難時】
□食料品(飲料水、米、缶詰、レトルト食品、スープ、調味料、麺類、菓子類)
□燃料(卓上コンロ、予備のガスボンベ、固形燃料、ランタン)
□生活用品(毛布、タオルケット、寝袋、なべ、やかん、簡易食器※わりばし、紙皿、紙コップなど、ラップ、アルミホイル、簡易トイレ、バケツ、工具類、新聞紙、布ガムテープ、クーラーボックス、保冷剤、ウエットティッシュ)

避難所などに持ち出すものは両手が使えるようにリュックなどに詰めておきましょう!
令和元年の9月、10月に起こった台風の時は卓上コンロ(カセットコンロ)が軒並み売り切れとなっていました。
普段は当たり前のように手に入るものでも非常時では入手困難となることも多いので、早めの準備が安心感に繋がります。
災害時に電気・ガスなどが使えなくなった時の在宅避難で役立つカセットコンロはこちらから確認できます。

上記の基本的な非常持出品・備蓄品に加えて赤ちゃんや妊婦さん、高齢者や介護が必要な方、ペットなどそれぞれのニーズに合わせた備えを用意しておくことも大切です!

それも詳しく見ていこう!
それぞれのニーズに合わせた防災対策

基本の非常持出品にプラスして多様なニーズに合わせた備えを用意しておくと更に安心です。
- 赤ちゃん
- 妊婦さん、女性
- 高齢者、要介護者
- ペット
家庭にこのような人がいる場合の非常持出品の例を挙げていきます。
赤ちゃん、乳幼児の非常持出品

- ミルク
- 哺乳瓶(※使い捨てできるものがあれば尚可)
- 離乳食
- 紙コップ
- スプーン
- 紙おむつ
- お尻ふき
- 携帯用お尻洗浄器
- 抱っこひも
- ガーゼハンカチ
- スタイ
- おもちゃ
- 授乳ケープ

この他にも普段の様子から、
赤ちゃんが気に入っているもの・落ち着くものを準備しておくといいですね。
妊婦さん、女性の非常持出品

- 母子健康手帳
- マタニティーマーク
- 母乳パッド
- 生理用品(1週間分ほど)
- サニタリーショーツ
- 紙ショーツ
- 携帯用ビデ
- ゴミ袋(黒色など中身の見えないもの)
- カップ付インナー
- スキンケアクリーム
- 化粧水
- メイク落としシート
- ハンドクリーム

女性特有のアイテムは必ず用意しておきましょう!
高齢者、要介護者の非常持出品

- 老眼鏡
- 補聴器
- 入れ歯(※洗浄剤などケア用品も)
- 杖
- 大人用紙おむつ
- 紙パンツ
- 介護用品
- 障がい者手帳
- ヘルプマーク

普段使用しているもの、無くては困るものを考えておきましょう。
ペットの非常持出品

- ケージ
- ペットフード
- 水
- 常備薬
- 予備の首輪
- リード(伸び縮みしないもの)
- ハーネス
- えさ皿(使い捨てできるもの)
- ガムテープ
- ペットシーツ(トイレ用品)
- タオル
- ブラシ
- キャリーバッグ
- おもちゃ
- 迷子札(緊急連絡先を書いておく)

ペットを避難所に連れて行けないこともあるから事前の確認が必要かも。

今一度、普段の生活から自分にとって家族にとって必要なものを考え書き出してみてはいかがでしょうか?
もちろん個々に必要なものは必ず用意しておくべきですが、色々と揃えるのが大変だな‥と感じる人は防災グッズがセットになった防災リュックを購入するのも一つの方法です!
おしゃれなデザインのものが多いので検討してみてはいかがですか?
ローリングストックを活用!備蓄のポイント

地震や台風などによる災害が発生したとき、電気・ガス・水道などのライフラインが止まってしまうことやお店から商品がなくなるなどが考えられます。
在宅避難の際にどのくらいの備蓄品を準備しておけばいいのか?
備蓄品のポイントを紹介します。
●食料品
・非常食(レトルト食品、缶詰など)は7日分以上
・栄養補助食品や調味料もあると便利!
・アレルギーのある家族が居る場合はアレルギー対応食も準備しましょう
●飲料水
・一人1日3リットルが目安
・7日分以上を備蓄
・給水タンクも準備しておきましょう(水の配給を受けるため)
●非常用トイレ
・一人1日5回分が目安
・7日分以上を備蓄

ローリングストック(回転備蓄)といって、
普段の食品を少し多めに買っておいて「古いものから食べる→減った分を買い足す」をすることで鮮度を保ちながら一定量の食品を備蓄しておく方法もあるよ!

この他にも、普段から日持ちする食品や水を備えておくと慌てずに済むね!

あと、非常食はすぐには食べずに冷蔵庫・冷凍庫にある傷みやすい食材から食べていきましょう!

しっかり備えて、自分自身・家族の身を守りましょう!!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。